自転車の良さと言えば、なんといっても「小回りが効く」ところ。都市を自由自在に思うままに移動できます。時には迷子も楽しいけれど、最短最速で目的地にたどり着きたいときもある。そんな時に便利なのが、「MapFan for iPhone」という地図ナビゲーションアプリ。Google mapなどでは移動手段がクルマか徒歩かのみの選択だったのに対して、自転車用のルートを選択できるのがアプリバージョンのうれしいところ。ロスのないベストなルートをナビしてくれるのです。通信圏外の場合でもGPSによる現在地の地図表示が可能。自在に動かせるので、自分の進行方向に合わせてぐるっと地図を回せるのもニクイです。
ナイトサイクリングなら、「BrakeLights」は必携。バッグや背中部分などにiPhoneをアタッチしてON。ブレーキをかければ画面が赤く、「ブレーキランプ」が光ります!これは加速度センサーがストップ&ゴーを検知して光るという単純な仕組み。しかしこの赤い点滅、後続ライダーやクルマには大事な意思表示。シンプルながら痛いところに手が届く、といった印象のアプリです。
もっと「自転車的」なものを……というならば、「Time Attack Racer」。これは、ロードバイクのトレーニング走行の記録や管理を目的として作られたアプリで、事前に任意のコースを設定してから実際にそのコースを走行すると、自動的にラップタイムを計測して記録してくれます。さらに速く、より遠くまで、とストイックに自転車と向きたいたいアスリートタイプの自転車乗りはもちろん、毎朝同じコースを走り、最短記録を狙う自転車ツーキニストにもおススメかも。ただし、公道でのアタックは安全に。
たとえば、自転車デート。
「あの標識ってなーに?」
なんて、聞かれたときに、ナイス!!な自転車乗りたるもの、
「あ、あれは……」
と答えたいもの……!? さておき、ルール&マナーを正しく把握しておいて損はない。というわけで、「標準案内用図記号一覧」をダウンロードしましょう。道路標識をはじめ、日本国内で使われている、施設や指示の記号を125種が一覧になっています。すぐに使える!というアプリではありませんが、このアプリでちょっとしたウンチクを蓄積したら、街をもっと楽しめそうです。
一方、「使える!!」アプリがこちら「Pluie Pluie(プリプリ)」。フランス語で「雨」を意味するこのアプリは、、アメダスレーダー情報を元に10分後〜60分後までの雨を予測できてしまうという雨予報アプリ。GPSで位置情報を入手できる他、地図から場所を選んでそこの天気を調べることもできるので、1時間以内の移動であれば事前に確認が可能なんです。しかも、雨の降り出しの強弱を水面に降る雨と雨音で表現するという演出がかわいい。使用感としては、かなり信用度高い予報です。
そして、最後に紹介したいのが最大のピンチ「トイレ問題」を解決してくれる便利アプリ「SitOrSquat」。ふとトイレに行きたくなったその時、このアプリを立ち上げればGPS機能近くのトイレがリストアップされて表示されるのです! 場所によっては、詳細や評価なども出てきます。日本だけではなく海外のデータも集まっているので、海外旅行でも役立ってしまうという使える度の相当高いアプリです。エリアによっては、まだ情報が集まっていないところもありそうですが、自転車乗りのフットワークを活かして投稿して、情報を充実させたいですね。
というわけで、自転車移動に便利な6つのアプリを紹介しました。気になるものはありましたか? アプリを上手に使って、自転車ライフを充実させたいもの。ぜひ、あなたもお気に入りの自転車アプリを見つけて教えてください!
と、そんな自転車アプリの開発をしている大学院生チームがいるという気になるウワサをX2 TOKYOは入手しました。というわけで、後編はこのプロジェクトチームに突撃取材します。お楽しみに!
(text & photo: Orika Uchiumi)